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運輸のプロが伝える『才数』の意味と『㎥(エムスリー)』の計算方法

2022年10月28日

大阪の軽貨物運送『アシストライン』編集部です。

物流にまつわる疑問やためになる情報を発信しています。

今回は知ってそうで理解していない「才数」の意味と㎥の計算方法について解説していきます。

早速ですが、才数の『才(さい)』はどういう意味かご存じでしょうか?

正確に答えられる人は物流にかかわる人でも少ない のではないでしょうか!?(‘ω’)ノ

物流で使う『才』という単位


『才(サイ)』とは?

『才』は一般的に運送会社でよく使う単位になります。
才は尺貫法(※)の単位(容積)

現在でも船やトラックの荷物の容積を表す『物流業界』特有の単位として使用されています。

サイちゃうで~「才」ねっ(‘ω’)ノ

1才は1立方尺のことで
1尺=0.303m で 1才≒0.0278m³になります。
1m³=1000ℓなので
1才=27.8ℓです。
つまり
1辺が30cmの立方体が1才
タテ30cm×ヨコ60cm×高さ30cm
宅配で使用されている120サイズが2才となります。

容積を重さに換算する際
一般に1才=8kg(宅配は10kg)が採用されますが物流会社によって異なります。
1才=0.0278m³=8kg、∴1m³≒35才≒280kg

尺貫法=日本古来の計量単位
尺(長さの単位)・貫(重さの単位)を基本単位で1891年(明治24年)にメートル法に変わりましたが
1958年(昭和33年)まで併用して使用されていました。


長さの場合
1尺=30.3cm・1寸はその10分の1で約3cmです。
★よく2㌧トラックでトラックの大きさを10尺とか言われる事があります。
10尺ボディ荷台寸法が約3100mmで小型トラックの代表的なトラックです。


※1才の大きさをイメージするにはみかん箱位だと思ってください(^_-)-☆

㎥(エムスリー)とは?

『㎥(エムスリー)』は
一般に倉庫会社や貿易、乙仲 (海運貨物業者)が良く使います。
「体積」のことで、立方メートルまたはm3と表記されます。

1立米あたり1000リットル
例えば
縦10メートル、横1メートル=10平米
★1㎥の大きさをイメージすると
1m×1m×1m
1.1の空パレットを7段より少し小さめ位と思ってください(‘ω’)ノ

才と㎥の簡単な換算方法

■『㎥(エムスリー)』を『才』に換算

自分の周囲が容積を才(さい)と言う人が多い場合は㎥(エムスリー)で大きさを言われても

わかりづらい事があると思います。

そこで簡単な換算方法として、㎥に36を掛けてください。
1㎥×36=36才

これは人によって35や33であったり違いはあります。
あくまで、ざっくりと知りたい時には便利です。

■『㎥(エムスリー)』を『才』に換算

■『才』を㎥に換算

あなたが仮に㎥(エムスリー)しか計算できなかった場合
相手から才(さい)で言われてもピンと来ない時があると思います。


そこで、簡単な換算方法として『才』を36で割ってください。
36才÷36=1㎥
こちらも人によって35や33であったり違いはあります。

この「35」「36」の数字の根拠は何っ?

なぜ人によって35や36と数字が違うのか結局は1㎥を35才と見るのか36才と見るのかの違いです。
それでは、どちらが正確な数字なのかを検証してみます。


1才=30.3cm×30.3cm×30.3cm=27,818㎤
=0.0278㎥

これをもとに比較してみます。


0.0278×35=0.973
0.0278×36=1.0008


若干ですが35より36の方が近い数字となります。

ごくまれに34や30なんて酷い数字で計算する人がいます。
誤差が大きくなるのでご注意ください。

L×W×H

箱に寸法が表記されていることがあります。
この意味について紹介します。

L = Length = 長さ
W = Width = 幅
H = Height = 高さ

ちなみに『物流現場』でよく目にするレンタルパレットの寸法は

L=110
W=110
H=14.4

単位はcm

いわゆる「いちいちのパレット」の寸法です。
これが何㎥になるのか計算してみますと
1.1×1.1×0.144=0.17424㎥
になります。


これを『才』に換算すると(36を掛けます)
0.17424×36=6.2
6.2才

となるわけです(‘ω’)ノ

換算重量

極端なたとえですが「鉄の塊を10t積むのと、発泡スチロールを10t積む場合」
同じ運賃でしょうか?


答えは

違います!

荷姿にもよりますね?( ゚Д゚)

鉄の塊だと10tトラック1台で積めるでしょうが発泡スチロールが10tだと
いったい10tトラックが何台いるの~となる訳ですねー


そこで『換算重量』というものがあります。
容積を重量に換算した数値が存在します。


一般的には

1才=8kg

1㎥=280kg

基本的に『運送業界』で路線業者・宅配便などでは実重量か換算重量の

どちらか大きい方で運賃を計算します。

ここで間違った解釈がないように補足しますと

1m四方のポリタンク容器に水を一杯に入れたら1tで10tトラックであれば

10個積んだらそれ以上積めません。

いくら荷台にまだ積めるスペースがあっても法律で最大積載量10tまでと

定められているからですね(*^^*)

これが『実重量計算』と言います。

『物流業界』独自の言葉や単位がありますが面白い業界です♪

「さあ今日もがんばりましょ~(^^)/」