「配送」と「配達」の違いと使い分けについて
2022年10月28日

大阪の軽貨物運送『アシストライン』編集部です。
物流にまつわる疑問やためになる情報を発信しています
今回は普段何気なく使っている「配送」や「配達」の違いについて理解しているでしょうか?
似ている言葉ですが、違う意味を持つ言葉になります。
違いについて調べてみましたので早速見ていきましょう!
「配送」「配達」の違いを理解するために
「配送」と「配達」という言葉はどちらも荷物を送り届けることを意味しているので
違いを区別するのが難しい言葉です。
そこで二つの言葉にもう一つ「発送」という言葉を合わせて考えると
簡単に「配送」と「配達」の言葉の違いがわかるようになります。
以下の図が「配送」と「配達」に「発送」を加えて違いを区別するポイントになります。

ポイント
【発送】品物を送り出すこと。(品物の始点)
【配達】品物をとどけること。(品物の終点)
【配送】発送から配達まで。(始点から終点)
発送を加えるとイメージがついたのではないでしょうか?
更に「配送」「配達」「発送」三つの言葉の意味を確認しながら、
「配送」と「配達」について詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
発送の意味
【発送】品物を送り出すこと
出典:岩波書店『広辞苑』
「配達」「配送」に関しては配送業者の行為を表す言葉に対して
「発送」は荷物の送り主が行為を表す言葉です。
荷物の送り主が、荷物を贈り先まで届けてもらうために配送業者に託す行為で
この荷物の始点が「発送」になります。
配達の意味
【配達】くばりとどけること
出典:岩波書店『広辞苑』
荷物の始点が「発送」なのに対して荷物の終点が「配達」になります。
荷物が送り先に届けられる行為を「配達」と呼びます。
「発送」と「配達」は対をなす言葉になります。
配送の意味
【配送】配達と発送。配り送ること。
出典:岩波書店『広辞苑』
発送から配達まで、荷物が送り主の手を離れて届け先に届くまでのプロセスを
意味する言葉が「配送」です。
「配送」と「配達」の二つの言葉が区別しにくいのは
「配送」の中に「配達」も含まれているため違いが不明瞭な点です。
まとめ
いかがでしたか?普段何気なく使っていた言葉の意味が理解できたのではないでしょうか?
「配送」は出発から到着までの過程のことを指し
「配達」は荷物が送り先に届けられるまでの行為を指します。
軽貨物運送 アシストラインでは、「配送」を請負っております。
お気軽にご相談ください。
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