『コンテナドレージ』って何?
2022年10月29日

大阪の軽貨物運送『アシストライン』編集部です。
物流にまつわる疑問やためになる情報を発信しています
今回はコンテナドレージについて解説していきます。
コンテナドレージ
ドレージとは主に海外から海上コンテナ(船)で輸送されてきた荷物を
デバンニング(荷降ろし)せずに直接目的地までトレーラーで陸送する方法です。
港でデバンニング(荷降ろし)するよりスピーディでローコストで
手元に荷物を届けることができます。
ドレージ料金は、独特なラウンド制を採用しています。
それはつまり、往復距離料金です。
コンテナが保管されている港から配送地までの往復距離により料金が決まります。
ちなみに、税関検査などするときはコンテナターミナルから
税関検査場まで近距離輸送することがあります。
これは「ショートドレー」通常の配送料金に別途料金が加算されたりします。
待機料金
配送先にコンテナを届けた後運転手はデバン(荷降ろし)が終了するまで待機しています。
この待機時間は標準で2時間迄とされていて
それ以上は一時間当たり3,000~5,000円の待機料金が発生します。
よくある勘違い
「運転手がデバン作業を手伝ってくれる」と思っている荷主さんがたくさんおられます。
ドレージの運転手は、一切作業を手伝いません。
1個の荷物さえ運ぶ義務がありません。
荷降ろし中に車内で寝ていても誰も文句を言う権利がありませんのでご注意ください。
なぜなら「ドレージ代金」には港から配送地までの輸送代金だけとなり
デバン(荷下ろし)を手伝う費用は一切含まれいません。
コンテナで入庫する際は、荷下ろし作業員を別途手配する必要があります。
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