倉庫保管料金の3期制についてご紹介いたします(‘ω’)ノ
「倉庫の保管料金-3期制」は
倉庫保管料金の算出法の一つとして知られています。
アシストラインの1.000㎡の倉庫
その詳しい内容を知って
自社に採用したいという方も多いのではないでしょうか?!
こんにちは(‘_’)東大阪で
物流請負・倉庫・配送を請負っています
『アシストライン』社の矢野です。
具体的な計算方法やメリット・デメリット、ほかの期間区分方法との違いも解説するので、ぜひ参考にしてください。
倉庫利用料金の3期制
倉庫利用料金の3期制とは
どのようなものを指すのでしょうか?!
ここでは3期制についてはもちろんのこと
ほかの形態との違いや保管料の意味についても紹介します。
保管料を3つの期間に分けて 計算する制度
・3期制の期間は
一か月を「1日~10日」「11日~20日」「21日~末日」の3期間に分けて
保管料を計算します。
・保管料は
倉庫を利用する際の賃貸料・在庫管理料・入出庫料などのことです。
・3期制で主に用いられる『個建て料金方式』では
保管物1個単位で単価を設定し
「保管積数 × 保管料単価」で保管料が計算されます。
・保管積数の単位には
使用坪数・パレット数・箱数・商品数量・重さなどが用いられます。
1期制や2期制との違い &期間の区分方法
・1期制の場合
一か月を期間ごとに分けることはありません。
・2期制の場合
一か月を「1日~15日」「16日~末日」の2つの期間に分けます。
冷蔵倉庫で使用されることの多い区分法です。
・2期制では
入庫が期替りの直後
出庫が期替りの直前に行われる傾向があります。
なぜかと言うと、保管料が以下のような公式で求められるからとなります( ゚Д゚)
■月間保管料=上期保管料+下期保管料
■上期保管料=(繰越在庫+上期入庫)×保管料単価
■下期保管料=中間在庫+下期入庫)× 保管料単価
例えば
月末最終日直前に入庫すると
1期分の下期入庫料がかかります。
そのまま期替りすると
上期分の繰越在庫料も必要となり
2期分の保管料を支払うことになります。
しかし
入庫を期替り直後、出庫を期替り直前に行えば
その荷物の保管料の支払いは1期分で済みます。
3期制における倉庫保管料金の計算方法
3期制における倉庫保管料金は
1期ごとの保管料を求めることで
算出します。
1期あたりの保管料を求めるときは
以下の公式を利用しましょう。
1期あたりの保管料=保管積数(前期末の在庫数+今期の入庫数)×保管料単価
例えば
以下のケースを考えてみます。
1期目-繰越在庫数10・出庫数1
2期目-入庫数3
3期目-入庫数1・出庫数3
今回は、1期当たりの保管料単価を100円として計算します。
この場合、各期ごとの保管料は以下の通りです。
1期10×100=1,000円2期12×100=1,200円3期13×100=1,300円
このケースの3期目で入庫より前に出庫があった場合
倉庫に同時にあった最大在庫数は最初の12個です。
しかし、保管料の計算では13を掛けることに注意する必要がでてきます!
倉庫保管料金形態の3期制におけるメリット・デメリット
3期制は
在庫量の変動に応じて料金を支払うため
コストの変動費化が可能です。
ただし入出庫が活発な場合は
前述のように実際の使用坪数よりも大きく計算され
料金が高くなるケースがあります。
そのような場合は
使用坪数固定の料金形態がおすすめです。
倉庫保管料金形態の3期制を知ると 的確なコスト管理ができます(^_-)-☆
3期制では
一か月を「1日~10日」「11日~20日」「21日~末日」に分けて保管料金を計算します。
2期制の場合は
「1日~15日」「16日から末日」です。
保管料金は
「保管積数 × 保管料単価」で計算。
保管積数は坪数・パレット数・商品重量などを単位とし
「各期最初の在庫数+その期の入庫数」で算出するのがポイントです。
倉庫保管料金における3期制を知って
貴社にあったコスト管理を行うと、利益向上につながります(^_-)-☆