車は点検をしなければ故障や不具合が出てしまいます( ゚Д゚)
軽貨物ドライバーは車が仕事道具になるので点検はとても大事な事になります。
今回は『法定点検』とは実際にどのような点検をするのか?車検との違いなどをご紹介します。
『法定点検』ってなに?
『法定点検』は車検と同様に法律で義務付けられた点検です。
『法定点検』は自家用車と事業用自動車などで区分されており、点検回数や点検箇所も車両区分によって違ってきます。
ここでは車検と『法定点検』の異なる点や軽貨物車両と自家用軽自動車の車検の違いについて紹介します。
車検と法定点検の異なる点
車検と『法定点検』では点検する目的と点検内容が違います。
・点検する目的
『法定点検』は車両の不備などがなく快適かつ安全に走行することができるのかを確認するものです。
車検は道路運送車両法に則り自動車の装置や構造などが保安基準に準じているかを確認するための法律であって点検にはなりません。
・点検内容の違い
車検では動作確認についての検査は行いますが
遊びの有無やその修正を行うことはありません。
車検を受けただけでは快適な運転はできないということです。
日常点検を行えば安全な走行ができ法定点検を行うことで車両を長く利用できるようになります。
また、車両売却時には『法定点検』費用よりも安上がりになるケースも考えられます。
軽貨物車両と自家用軽自動車の車検の違い
自家用軽自動車の場合は12カ月点検と24カ月点検があります。
事業用自動車などは3カ月点検及び6カ月点検となってます。
そして
軽貨物車両は事業用自動車と同じ
点検期間での点検となっています。
『法定点検』を受けるメリット
『法定点検』を受けることはメリットが大きく分けて3つあります。
①法的責任の軽減
法定点検を受けていれば整備不良などが原因と考えられる事故が起こってしまった際にドライバーの法的責任が軽減されることがあります。
②保証が受けられる
12カ月法定点検する場合に限り、点検された箇所の不具合や故障が見つかれば
利用者の過失を除いて保証を受けることかできます。
③査定評価が向上する
「点検整備記録簿」という記録をとっていれば
車両を手放す際に行われる査定評価が向上する傾向にあります。