軽貨物チャーター便とは?チャーター便の特徴と求人の探し方

大阪の軽貨物運送『アシストライン』編集部です。
物流にまつわる疑問やためになる情報を発信しています。

今回は軽貨物の仕事の1つであるチャーター便という配送方法について紹介していきます。

チャーターというと飛行機やバスの貸し切りをイメージしますが、軽貨物ではどういった意味を持つのでしょうか?

軽貨物チャーターの基礎知識とメリット・デメリットについて紹介していきます。

目次

軽貨物チャーター便とは?

軽貨物のチャーター便とは軽トラックやワンボックスなどの車両を貸し切って荷物を配送することを言います。

通常の配送業務とは異なり、車両を貸し切って荷物を配送します。

車内の荷物は荷主のものだけが入っている状態です。

軽貨物チャーター便の特徴

軽貨物チャーター便はどういった利用があるか?特徴を紹介します。

ポイントについて
  • 高額な荷物を配送する場合(骨董品の配送・精密機械の配送)

  • 壊れやすい荷物を配送する場合(ガラス製品の配送・書類の配送)

  • 細かい注文に対応する場合(部品の配送、フィルムの配送)

  • 配送先がバラバラになる場合(衣料品の配送、食品の配送)

  • 緊急で追加の商品を配送する場合(お葬式の花の配送、防災品の配送)

このような場面で利用される事が多く、配送エリア・時間・距離で料金が決まる場合もあります。

特に緊急で追加が必要になった商品を取り扱う場合は軽貨物だと作業スピードや小回りがきくことで重宝される場面が多いです。

似たような言葉で混載便や定期便という言葉があります。

ここでは簡単に紹介しておきます。

混載便

チャーター便は「荷主専属」になるのに対して、「様々な荷主の荷物を積み」配送することです。

宅配便を運ぶイメージで配達先や時間帯もバラバラになります。

定期便

定期便はルート配送することを指します。

定期的に決められた日時に指定場所へ集荷・配達するサービスのことです。

軽貨物チャーター便のメリット(荷主)

軽貨物チャーター便を利用する荷主のメリットについて紹介します。

代表的なメリットは以下の3つです。

・配達時間が決まっている
・安全に運ぶことができる
・特殊な荷物を運べる

専属便になることで、時間を自由に指定することができます。

また梱包が難しい商品や他の荷物とぶつかるということもないため安心して依頼することができます。

軽貨物の場合は小回りがきくため、時間短縮や少量の対応に便利です。

軽貨物チャーター便のデメリット(荷主)

軽貨物チャーター便を利用する荷主のデメリットについて紹介します。

代表的なデメリットは以下の2つです。

・金額が高め
・一度に多く運べない

専属で契約することで費用としては高くなります。

そのため、壊れた時のリスクなどと比較して検討する必要があります。

また軽貨物の容量は決まっているので多くは運べないため、何度か往復する場合もあります。

チャーター便利用のメリット(ドライバー)

軽貨物チャーター便を運転するドライバーのメリットについて紹介します。

代表的なメリットは以下の2つです。

・時間の目処が立つ
・不在配達がない
・報酬が高い

時間が決まっていることが多いため、スケジュールを立てて計画的に仕事をすることができます。

また専属で契約することや距離が長くなることが多いため、報酬も高くなる傾向になります。

チャーター便利用のデメリット(ドライバー)

軽貨物チャーター便を運転するドライバーのデメリットについて紹介します。

代表的なデメリットは以下の2つです。

・緊急性が高い
・慎重な作業が多い

基本的には前日までに決まる仕事がほとんどですが、量が足りないなど

緊急で納品しないといけない場合もあり、プレッシャーを感じる場面もあります。

また慎重に取り扱わないといけない商品の場合があるため緊張感が必要な仕事もあります。

チャーター便の仕事案件の探し方

主に3つの方法で仕事を見つけることができます。

・業務委託会社と提携する
・求人サイトに応募する
・マッチングサービスを利用する

業務委託会社と提携する

一番多い案件として弊社のような運送会社と業務委託契約を結び、チャーター案件を受ける方法があります。

仕事内容も事前に共有でき、登録を済ませておけば通常のチャーター案件から緊急の案件まで幅広く利用することができます。

求人サイトに応募する

チャーター案件は単発での依頼が多いため、求人サイトに掲載される機会も多いです。

仕事内容や扱う商品など詳細が見れるため、安心して利用することができます。

マッチングサービスを利用する

最近は荷主とドライバーを直接繋げる、マッチングサービスを活用するのも一つです。

空いた時間などですぐ利用できるため、補助的に利用したい方にはおすすめです。

まとめ

チャーターは予期せぬ事故や遅延などで必要な場面が必ずでてきます。

緊急性が高いほど案件が高単価になるため、軽貨物ドライバーとしても収入を増やす案件になることが多いです。

チャーター便をうまく取り入れることで収入アップにつながります。

メリットとデメリットを理解して自分のライフスタイルに合わせて活用していきましょう。

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