軽貨物とは?どういう意味?軽貨物運送の疑問やサービスの紹介

大阪の軽貨物運送『アシストライン』編集部です。
物流にまつわる疑問やためになる情報を発信しています。

今回は個人事業主で始めやすい事業として軽貨物運送について紹介します。
軽貨物の意味やサービスについて解説していきます。

目次

軽貨物とは?

軽貨物の意味について紹介していきます。

軽貨物とは

軽自動車の貨物車両のことを言います。

軽貨物運送の略称として呼ばれることもあります。

軽貨物運送とは軽自動車を利用して運送する事業者のことです。
車種としては幌車やワンボックスなどを利用しています。

正式には「貨物軽自動車運送事業」と言います。

一般的な軽自動車と違う点はナンバープレートの色の違いになります。

ナンバープレートの違い

自家用と事業者用の車両ではナンバープレートの色が変わります。

・自家用車両として利用する際は黄色ナンバープレート
・事業用車両として利用する際は黒色ナンバープレート

「大阪4○○」など県名のあとの数字が4から始まるのであれば軽貨物の分類になります。

配送業としてお金が発生する場合は自家用車で仕事を受けることは禁止されています。

一般貨貨物運送とは

似た言葉として一般貨物運送という言葉があります。

正式には一般貨物自動車運送業といい、普通トラックを利用して運送する事業者の事を指します。(2T、4Tトラックなど)

軽貨物黒ナンバーの取得方法

黒ナンバーの取得に関しては以下の4つの書類が必要になります。

4つの書類
  • 貨物軽自動車運送事業経営届出書
  • 運賃料金設定届出書及び運賃料金表
  • 事業用自動車等連絡書
  • 車検証のコピー(新車の場合はディーラーからもらえる完成検査終了証など)

書類が揃うと②の運賃料金表は自分で金額を設定して記載していきます。

運賃に上限や下限はなく自由に設定できます。

積込料や取卸料、待機時間料についても記載してください。

詳しくは国土交通省の「貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届出について」をご確認下さい。

詳細はコチラ

届け出に対して費用も少なく、記載事項も多くないため、個人事業主として始めやすい業種となっています。

また手続きの代行サービスをおこなってくれる業者もあります。

軽貨物のサービス名称

軽貨物運送には5つのサービスがあります。
名称とメリット・デメリットについて見ていきましょう。

①宅配便

宅配便とは小さな荷物を各戸へ配送する輸送方法のことを指します。

大手宅配業者のイメージがありますが、大手企業では軽貨物を利用して効率よく配送することもあります。

メリット

・小さな荷物が多い為、荷物の両を埋めて配送することができます。
・小回りがきいて配送費用も抑えることができるためメリットが大きくなっています。

デメリット

・依頼をした当日中の配送になるため、時間が明確ではありません。
・大きすぎる荷物や壊れやすい荷物や高額な荷物など配送出来ないケースもあります。

②チャーター便

物流業界でチャーター便とは車両を一台貸し切って配送することを指します。
軽貨物であれば、最大積載量が350kg以内であれば荷物量を配送出来ます。

メリット

・貸し切りのため配達時間が決まって配送ができます。
・特殊な荷物や高額で貴重な荷物も安全に運ぶことができます。

デメリット

・貸し切りになるため金額は高めに設定されています。
・軽貨物の場合一度に多く運べない荷物もあります。

③定期便(企業専属便)

定期便はルート配送することを指します。
定期的に決められた日時に指定場所へ集荷・配達するサービスのことです。

メリット

・決まった契約になるため、配送費用を抑えることができます。
・担当が同じ場合は安定した対応やスケジュールで納品ができます。

デメリット

・商品の配達がない場合や少ない場合でも費用はかかります。
・顧客からの急な対応や依頼に対して柔軟には対応できない場合がほとんどです。

④スポット便

定期的に配送をおこなう定期便に対して、スポット便は単発での配送です。
スポット便は緊急の依頼が多く案件の単価は高くなることが多いです。

メリット

・商品の配送が多くない案件にとっては費用を抑えることができます。
・定期便や宅配便などと組み合わせて物量に合わせることもできます。

デメリット

・緊急の場合は費用がかかることが多いです。
・人手が足りず手配ができない場合もあります。

⑤引っ越し便

軽貨物では単身の引っ越しで利用される機会が多いです。
単身の転勤や学生などに利用されるシーンが多いです。

メリット

・費用が安く抑えられます。
・場所によりますが、その日のうちに荷物を届けることが可能です。

デメリット

・一人で荷下ろしする場合が多いので重たい荷物を運ぶことができません。
・荷物の量が多いと比費用が高くなる場合もあります。

まとめ

軽貨物では色々なサービスや軽ならではの役割があります。

アシストラインではお客様に合ったサービスや組み合わせなど提案できます。

物流コストを見直している方は是非お問い合わせ下さい。

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